令和4年度(248回)千代尼忌

聖興寺千代尼史蹟保存会    中野 素

拝啓 新型コロナウイルス感染症の騒ぎが発生してから2年半、依然として自粛を強いられる生活が続いております。更に加えて蒸し暑い毎日でございますが、皆様如何お過ごしでございましょうか。お伺い申し上げます。
さて、安永四年に加賀の千代が没しましてから今年で248年を数えます。本年も尼の命日に当たり下記の通り千代尼忌を修したく存じます。御繁忙中恐縮に存じますが、なにとぞ御参詣賜りますよう御案内まで申し上げます。

敬具

令和4年度(248回)千代尼忌

とき

令和4年9月8日(木)午後1時30分執行
(俳句の受付は12時より本堂にて致しております)

と こ ろ

白山市 中町   聖興寺 (玄関にて受付)

行事

千代尼塚前・・・献句 献花 献灯 勤行 焼香
千代尼堂前・・・供茶・手向け句披講
献箏(石堂雅楽和社中)
(雨天の場合 上の行事は本堂にて行います)

俳句会

千代女を偲び、 本堂にて、 ささやかな句座を開きた存じます。
ご自由にご参加下さい。
席題・・当日10時に発表。投句二句。締切は2時。
選者は次の方々です。(アイウエオ順・敬称略)
大寺 喜久子  川崎 房恵  瀬東 千恵子  中川 外代子
野村 玲子  宮口 征子  村戸 弥生

演 奏 会

午後2時~3時半
第1部 《秋風にのせておくるピアノトリオの調べ》
第2部 《千代女を舞う~吉村ゆきそのの世界》

手向句

手向句がございましたら、憚り乍ら行事開始前午後1時10分までに受付までお差し出し下さいますようお願いいたします。

※尚 感染症の拡大を防ぐために、また熱中症にならないようご注意頂き、甚だ申し訳ないのですが体調不良の方はご参加をお控え頂くようお願い致します。また参加される方はマスクの着用、手指の消毒をお願い致します。
※又 感染症の拡大状況によっては、 予定を変更して規模を縮小するか或いは中止にする場合もあります。 その場合にはあらためてお知らせ致します。

献箏 演目 《八千代獅子》

 地歌筝曲で、獅子物の一種。もともとは、尺八の曲であったものを政島検校(マサシマケンギョウ)が胡弓に写し、藤永検校(フジナガケンギョウ)が三弦に写すことによって地歌になったといわれている。歌詞は、園原勾当によるといわれ、替手は国山勾当による作曲といわれている。

いつまでも かはらぬ御代に あひ竹の
世々は いく千代 八千代ふる
[手事]
雪ぞかかれる 松の二葉(ふたば)に
雪ぞかかれる 松の二葉に

獅子物らしく、お目出度い内容の歌詞と明るい旋律が印象的。歌詞は、いつまでも続く平和とその吉兆を歌っている。難しい旋律型やメリカリも少ない為、初級者向きの曲・合奏として合わせやすい曲としてよく好まれる。替手は三下りであるが別に萬歳獅子を合奏される場合もある。

琴   石堂 雅楽和  柴田 雅智穂
三絃   木村 雅樂陽   橋爪 雅楽海
尺八   川畑 喜一

第1部《秋風にのせておくるピアノトリオの調べ》

Ⅰ モーツァルト/ピアノトリオ第 1 番より 第3楽章
Ⅱ ヴァスクス/ヴァイオリンとチェロのための「内なる城」 ラトビアの作曲家
Ⅲ ベートーヴェン/ピアノソナタ第 21 番「ワルトシュタイン」より 第 1 楽章
Ⅳ ブラームス/ピアノトリオ第 1 番より 第 1 楽章

ジドレ・オヴシュカイテ(ヴァイオリン) ウクライナ出身
福野桂子(チェロ)
塚田尚吾(ピアノ

第2部 《千代女を舞う~吉村ゆきそのの世界》
1 千代女を舞う~吉村ゆきそのの世界(映像で)
ゆきその様のビデオメッセージも
2 地唄舞「子の日」~吉村その光

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